神言修道会
神言修道会

神言会ハウスという日常生活の場と、館区センターという執務の場を広くとった庭園で分離し、その庭園は日常神父たちの瞑想の場として利用できるように計画しました。

神父達の個室については、それぞれプライバシーが保てるよう配置計画をするとともに、二つ場の生活が単調にならないよう、また、くつろげるように動線計画をし、かつ建物の外観にも変化を与えています。

日常生活の中心であるチャペルは新しい感覚の中にもヨーロッパの古典的な小さなチャペルの雰囲気がでるような空間としてデザインしました。そのため、使用材料は木と石のみを用い床と天井は木、壁は石とし、なおガラスの代わりとしてオニックスを使用しました。

神言修道会

所在地: 愛知県名古屋市
施主: カトリック神言修道会
施工: 竹中工務店
構造: RC造 3F 約3200m2
竣工: 1986年10月
「名古屋市都市景観賞受賞」